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30代主婦の読書感想文

【読書感想】頭が冴える!毎日が充実する!スゴイ早起き

「頭が冴える!毎日が充実する!スゴイ早起き」はこんな人にオススメ!

・朝活に興味がある

・楽しく早起き出来るコツが知りたい

・自己効力感を高めたい

 

『頭が冴える!毎日が充実する!スゴイ早起き』を読んだ理由

最近、数字ばかり見てる仕事に疲れて、読書をするようになりました。

そこから「朝活」にも興味を持つようになったので、「朝になにやってるんだろう?」と調べてみたのですが、だいたい運動、勉強、読書なんですよね。

取りたい資格も英会話にも興味はないですし、読書は電車の中でやれています。

運動も一駅手前で降りて歩いて、帰宅後の筋トレでじゅうぶん。

今はなんとなくいつもより少し早く起きて家事したりお散歩したり、モーニングを食べて読書をしているのですが、早起きする理由が見つからない。

良かったことといえば「1日が長く感じる」ことくらいです。

そんななかで、早起きするとなにがいいのか理由が見つかればと思い手に取りました。

 

『頭が冴える!毎日が充実する!スゴイ早起き』を読んだ感想

  • 大切なのは、無理に早起きすることではなく、朝の時間を楽しむこと
  • 前日の夜はメンテナンスにあてて、明日の朝時間を有効に使う
  • 実行出来た日はカレンダーを塗りつぶして、自分の頑張りを見える化

自由に物事をすすめるのが苦手なので、必死に「朝活 やること」で調べて、ちゃんとした何かをやらなければいけないという固定概念にとらわれていたような気がします。

今日は疲れたから、朝日をぼーっと眺めてみようとか、寝る前に我慢したスイーツを食べる時間にしようとかでもいいんですよね。

朝活の入り口は、無理して何かを学ばなきゃいけないとかそういうことではないんだなと思いました。

今回、恥ずかしながら自己効力感という言葉にはじめて出会ったのですが、本を読みながら「わたしは自己効力感がとてつもなく低いタイプだなあ…」と感じました。

朝活をきっかけに、自己効力感を高めていくことを意識していけたらいいなと思います。

 

気合いで起きるのではなく、起きたくなるような仕組みを作る

わたしのなかで、早起きといえば「つらいもの」です。

まさに「早起きしなきゃ」という気合いで起きてますし、その気合いが入らない日は、結局ごろごろして午前中が終わる、という日もよくあります。

早起きをしている人の特徴のひとつに、ワクワクさせてくれるような毎朝のルーティンを意識的に持つというのがあるようです。

例えばデパートで買ったチョコレートを1つ口に入れてじっくり味わう。

「早起きをしたくなる理由」を、自分が心の底から好きなものを選んで作ってあげることで、早起きすることが苦じゃなくなる。

わたしのなかでは、早起き出来た自分に軽くご褒美をあげて、そこからエンジンを掛けていく、というイメージを持ちました。

わたしもスイーツが大好きなので、ついつい寝る前に食べてしまうことも多いのですが、それを朝に持って来てみようかなと思いました。

食べ過ぎると眠くなるという理性も働いて、量もセーブも出来そうです。

まず自分にも出来そうなことといえば、いつもの時間より30分早く起きて、白湯を飲み、仕事の準備をする。

もし、プラスで出来そうならストレッチか読書。

そして、それが出来たらカレンダーを塗りつぶして、自分の頑張りを見える化

ダイエットしているとき、運動した日を携帯のカレンダーにスタンプで印を付けてたことがあったんですが、全然続かなかったので、紙タイプでやってみようと思います。

 

エネルギーいっぱいの状態で迎えられた朝は、最高の自己投資

気持ちの良い朝を迎えるためには、前日の夜からその準備に取り掛かることも必要。

「翌日のスケジュールの確認」と「やることリストの整理」は夜に済ませておく。

例えば、旅行前日の夜。

出発の時間から準備に掛かる時間など逆算して、起きる時間を決める人も多いと思うのですが、多分その感覚に近いのかなと思います。

夜の時点で明日やることを把握(メモ)しておけば、朝の時間を無駄にすることもないですもんね。

あとは、日中感じたネガティブな感情は、ノートなどに赤裸々に吐き出しておくこと。

1日のことを文字にしてみるだけで、客観的に自分を捉えることが出来るようになるとのことなので、実践してみようと思います。

  • 何をした?何があった?
  • それはどうだった?
  • どうしたらもっと良くなる?
  • 次の一手はなに?

ネガティブな感情を次の日に持ち越さないというのも、大切なことなのかもしれません。

 

「自己効力感(自分なら出来るという期待)」が高まるように目標を立てる

この本を読んでいると、自己効力感という言葉がたくさん出て来ます。

自己効力感とは、目標を達成するための能力を自らが持っていると認識すること。

わたしは本を読みながら、自己効力感が低いから自分の能力に自信が持てず、新しい挑戦に対して消極的なのかもしれない、と感じました。

なので、自己効力感を高めるために、まずは「これなら自分でも出来る」と、心の底から思えるような小さな目標から設定してみることにしました。

なので、わたしの場合は30分早く起きて、白湯を飲み、仕事の準備をする。

余力があれば、プラスでストレッチか読書。

「自分との約束を守る」のって、簡単に達成感が味わえてちょっと楽しいんですよ。

ちなみに、自己効力感を高めるひとつの方法に「代理強化」というものがあるそう。

自分がやりたいことを、他人が達成していると「自分も出来るのではないか」と感じることが出来るらしい。

確かに同じ目標を持った人が頑張ってる姿を見ると、自分も頑張ろうって前向きになれることってありますよね。

 

最後に

早起きを通じて、自分との約束を守る練習が出来たらいいなと思いました。

自分が決めた時間に起きて、自分が決めた小さな目標を朝の時間にやってみる。

「運動とか他の時間に出来てるし、わざわざ朝やる必要ないな」と、思っていたのですが、朝活は、昨日の自分がやると決めたこと(約束)を守ることが大切なのではないかと思いました。

その積み重ねが、自己効力感を高めることにもなるし、朝活を続ける理由にも繋がるのかもしれません。